第5章 冠詞のいろいろな働き

英文とその構成要素

Contents

第5章 冠詞のいろいろな働き

単数と複数の区別のあることが、英語と日本語の名詞で異なる点であることは前章で学びました。もう1つの大きな相違点、すなわち英語の名詞には冠詞が付くことについて、この章で見て行きます。数えられる名詞の単数形には必ず何れかの冠詞が付きます。

ビートルズなどの洋楽歌詞に特に興味がない方は、下記の引用部分を飛び越えて文法のセクションへ飛ぶこともできます。↓

本章で引用しているビートルズの歌詞1行

ビートルズの歌詞に出て来る冠詞a(= per)

Eight Days A Week Eight days a week(週8日)
She Came In Through The Bathroom Window fifteen clubs a day(1日に15件のクラブ)

ビートルズの歌詞に出て来る a 〜 or two

Do You Want To Know A Secret I’ve known a secret for a week or two(ここ1〜2週間ずっと秘密にしていた)
Think For Yourself I’ve got a word or two(文句の1つ2つはある)
I Don’t Wanna Spoil The Party a drink or two(1杯2杯)
I Need You Said you had a thing or two to tell me(君は少し話があると言った)
Lovely Rita Sitting on a sofa with a sister or two(1人2人の妹と一緒にソファに座って→妹たちご相伴で)

5-1. 冠詞の種類

数えられる名詞 数えられない名詞
単数 複数
不特定 a (an)
特定 the the the

aは子音で始まる語の前, anは母音で始まる語の前につけます。theは子音の前では[ðə], 母音の前では[ðɪ]と発音します。

a M.P.か an M.P.か

aとanの使い分けは次に来る語のつづり字ではなく、発音によって決まることに注意しましょう。

an eagle a European
(発音からa)
an ox a one-way ticket (片道切符)
(発音からa)
an hour
(発音からan)
a hat
an M.P.
(発音からan)
a Member of Parliament (国会議員)
an umpire a university
(発音からa)

5-2. 冠詞の用法

5-2-1. 不定冠詞の用法

5-2-1-1. 不特定のある1つ(1人)(ふつう日本語には訳さない)

There is a fly on the ceiling.(天井にハエがとまっている)

(※ 逆さまだけどonになる)
He asked me a difficult question.(彼は私に難しい質問をした)

5-2-1-2. 「〜というもの」の意味で種類一般(≒any)

A cat can see in the dark.(猫は暗いところでも目が見える)

種類一般を示すにはこのように「a(an)+単数名詞」のほかに、「the+単数名詞」と「無冠詞複数名詞」がありますが、theを付ける表現は文語調です。「無冠詞複数名詞」型が最も口語的です。

The cat can see in the dark.
Cats can see in the dark.

5-2-1-3. 「1つの」の意味(= one)

I’ll be back in an hour.(1時間で帰ります)
A stitch in time saves nine.(時を得た 一 針は九針の手間を省くー今日の一針、明日の十針(諺))

5-2-1-4. 「同一の」の意味(= the same)

We are of an age.(私達は同い年です)
Birds of a feather flock together.(同じ羽の鳥は集まる ー 類は友を呼ぶ(諺))
Two of a trade seldom agree.(商売敵は意見が合わぬ(諺))

※ 比喩的な表現に使われるof a〜の形に注意。
an angel of a wife=a wife like an angel(天使のような女房)
a mountain of a wave=a wave like a mountain(山のような波)

5-2-1-5. 「〜につき」の意味(= per)

This cloth costs three dollars a yard.(この布地は1ヤードあたり3ドルです)
An apple a day keeps the doctor away.(1日1個のりんごで医者いらず(諺))

5-2-1-6. 「ある〜」の意味(= a certain)

In a sense, life is but a dream.(ある意味では、人生は夢に過ぎない)(このbutはonlyのような感じ)

5-2-1-7. 「いくらか」の意味

The picture looks nicer at a distance.(その絵は少し離れて見た方がよい)
He kept silent for a time.(彼はしばらく黙っていた)

5-2-1-8. 固有名詞に付いて「〜のような人」「〜という人」の意味

A Mr. Moonlight wants to see you.(ムーンライトとかいう人があなたに会いたがっています)

5-2-1-9. 慣用句

in a hurry (急いで), at a loss (当惑して), all of a sudden (突然), come to a end (終わる), as a rule (概して), on an average (平均して), a lot of (たくさんの), a few [little] (少しの), a great many (非常に多くの)など。

5-2-2. 定冠詞の用法

5-2-2-1. 前に出た名詞を指す場合

We have a cat and a dog. The cat is white and the dog (is) brown.(うちには猫と犬が1匹ずついます。猫は白で犬は茶色です)

5-2-2-2. そのときの状況から何を指しているか明らかな場合

Please open the window.(郵便局へ行ってきたところです)(いつも行っている郵便局)
I have been to the post office.(窓を開けてください)(今いる部屋の窓)

5-2-2-3. 「唯一のもの」を指す場合

The earth moves round the sun.(地球は太陽のまわりを回る)

その他、the moon (月), the sky (空), the world (世界), the north (北), the sea (海), the North Pole (北極), the right (右), the Bible (聖書), the King (王)など。

※ ただし、これらのものの1つの様相を表わす時は不定冠詞を付けます。
a cloudy sky (曇り空), a full moon (満月)

5-2-2-4. 句や節の修飾語がついて限定されている場合

Mr. Suzuki is the principal of our school.(鈴木先生は私達の学校の校長先生です)
This is the town where he was born and raised.(これが彼の生まれ育った町です)

句や節で修飾された名詞には必ずtheが付くか

修飾語句が付いていても、特定のものを指していないときは不定冠詞が付きます。

I want to employ a man who can speak Portuguese.(ポルトガル語を話せる人を雇いたい)

これは、ポルトガル語を話せる人なら誰でもよいという意味になります。the manとはならず、a manとなっていることに注意。

5-2-2-5. only, first, last, same, 形容詞の最上級などで、名詞が限定されている場合

This is the only dictionary I have.(これは私が持っている唯一の辞書です)
We were just in time for the last train.(最終電車にちょうど間に合った)
Mont Blanc is the highest mountain in Europe.(モンブランはヨーロッパで最も高い山です)

5-2-2-6. 国民全体を表わす場合

The Americans are a friendly people.(アメリカ人は友好的な国民です)

5-2-2-7. 種類一般を表わす場合

The fox is a cunning animal.(狐はずる賢い動物です)

5-2-2-8. 「the+形容詞(分詞)」で複数普通名詞になり「〜の人々」を表わす

The poor are usually generous to each other.(貧しい人々はふつう互いに気前がよい)
The injured were more than ten in all.(負傷者は全部で10人以上だった)

※ ① 「the+形容詞」が単数の人間を表わす場合もまれにある。
the accused (被告), the departed (deceased)(故人)

② 「the+形容詞」が抽象名詞になる場合もある。
Everybody loves the true, the good and the beautiful.(誰でも真善美を愛する)

5-2-2-9. 「by the +名詞」で単位を表わす場合

Sugar is sold by the pound here.(ここでは砂糖はポンド単位で売られる)
We hire a boat by the hour.(ボートは時間単位で借りる)

5-2-2-10. 身体の部分を表す場合

He seized me by the collar.(彼は私の襟をつかんだ)
He kissed her on the cheek.(彼は彼女のほおにキスをした)
I started him in the face.(僕は彼の顔をじろじろ見た)

5-2-2-11. 慣用句

By the way, have you seen him yet?(ところで彼にもうお会いになりましたか)
Most beasts of prey sleep in the daytime.(たいていの肉食獣は昼間眠る)

その他、in the mornig (朝、午前中), in the dark (暗がりで), in the sun (日なたで), in the shade (日蔭で), in the distance (遠方に), in the right (正しい), in the wrong (間違って), in the way (邪魔になって), on the way (途中で), on the whole (概して), on the sppot (その場で), on the contrary (それどころか), to the full (十分に), to the point (適切な), to the minute (1分たがわず、きっかり)など。

日本語の発想と表現の違い:まず大雑把に言う英語の表現

He caught me by the hand.(彼は私の手をつかまえた)の文のように「私をつかまえた」と大雑把に言ってから、次に「手を」と具体的に言うのが英語の表現法の特徴の一つです。

He is out in the garden.(彼は庭に出ています)
He robbed me of my watch.(彼は私の時計を奪った)

5-2-3. 固有名詞と定冠詞

固有名詞には冠詞は付けないのが原則であるが、次のような場合には定冠詞を付けるのがふつうです。

複数形固有名詞 山脈 the Alps (アルプス山脈), the Himalayas (ヒマラヤ山脈)
群島 the Philippines (フィリピン島), the Hawaiian Islands (ハワイ島)
合衆国連邦 the United States of America, the Soviet Union (ソ連), the Netherlands (オランダ)
〜家,
〜夫妻
the Carters (カーター家), the Niwas (丹羽夫妻)
川・海洋・海峡・運河・湾 the Ohio River (オハイオ川), the Pacific Ocean (太平洋), the English Channel (イギリス海峡), the Suez Canal (スエズ運河), the Bay of Tokyo (東京湾)(= Tokyo Bay)
船舶 the Queen Mary (クイーン・メリー号), the Hikawa Maru (氷川丸)
新聞・雑誌など the Asahi (朝日新聞), the Reader’s Digest (リーダーズ・ダイジェスト), the Bible (聖書)
公共の建物 the British Museum (大英博物館), the White house (米大統領官邸)
特定の人名・称号 Alfred the Great (アルフレッド大王), Willam the Conqueror (ウィリアム征服王)

冠詞のつかないもの

① 湖の名前は無冠詞である。Lake Michigan (ミシガン湖)

② 新聞雑誌などで定冠詞をつけないものも多い。

Time (タイム誌), Newsweek (ニューズウィーク)

③ 人名が書名になっている書籍は無冠詞

Robinson Crusoe, Jane Eyre

④ 公園・駅・港・橋・学校・街路などはふつう無冠詞
Hyde Park, Tokyo Station, Kobe Harbor

5-3. 冠詞の位置

冠詞はa (the) boy, a (the) tall boy, a (the) very tall boyのように、名詞に形容詞や副詞が伴う時は、それらより前に置くのがふつうです。

a (an, the) +副詞・形容詞+名詞

しかし、次のような例外がある。

5-3-1. what (such, quite, rather, half)+a(an)+(形容詞+)名詞

What a gorgeous home you have!(あなたはなんて豪華な家を持っているんでしょう)
I can’t finish the job in such a short time.(そんな短時間でその仕事を終えることはできない)
He gave us quite a good dinner.(彼は私達にたいそうご馳走してくれた)
He is rather an active man.(彼はどちらかといえば活動家だ)
She walked half a mile in half an hour.(彼女は半時間で半マイル歩いた)

5-3-2. as (so, too, how)+形容詞+a+名詞

語順に注意します。

A tiger is as brave an animal as a lion.(虎はライオンに劣らず勇敢な動物だ)
I can’t finish the job in so short a time.(そんな短い時間では、その仕事は終わらせることはできません)
This is too good a chance to lose.(これは失うにはあまりにも惜しい機会だ)
You can’t imagine how good a time we had.(私達がどんなに楽しかったか想像できないでしょう)

5-3-3. all (both, half, double)+the+名詞

All the boys worked hard.(少年達はみんなよく勉強した)
Both (the) sisters are very beautiful.(その姉妹は2人とも美人だ)
Half the eggs were rotten.(たまごは半数腐っていた)
I paid double the sum by mistake.(まちがって倍額の金を払ってしまった)

half, quite, ratherの語順

以上挙げた冠詞の位置はだいたい口調を良くするためのものです。ただし、half, quite, ratherについては、次のようにどちらの語順も使われます。

(a) half an hour, half a mile.
a half hour, a half mile(米語)
(b) quite a good result(口語体、普通の語順)
a quite good result
(c) a rather easy question(普通の語順)
rather an easy question

5-4. 冠詞の反復と省略

名詞がandやorで結ばれるとき、冠詞が反復されるかどうかで意味が異なる場合があります。また慣用上、冠詞を省略する場合があります。

5-4-1. 冠詞の反復

2つ以上の名詞が同一のもの(人)を表わす時には、冠詞は最初の名詞につけるだけですが、別のもの(人)を表わす時には、それぞれの名詞に冠詞を付けるのが原則です。

 a+(X and Y)    (同一)

(a+X)and (a+Y) (別々)
I met a novelist and poet.<1人>(私は小説家でであり詩人でもある人に会った)
I met a novelist and a poet.<2人>(私は小説家と詩人に会った)

次のように形容詞の付いた名詞の場合も同じです。

There is a black and white dog in the kennel.<1匹>(白黒まだらの犬が1匹、犬小屋にいる)
There is a black and a white dog in the kennel.<2匹>(白い犬と黒い犬が2匹、犬小屋にいる)

2つの名詞を1組と考えて、最初の名詞にだけ冠詞を付けることがある。この場合にはandは[n]と軽く発音する。もちろん、1つのものを表わすので単数として扱われる。

a cup and saucer.(受け皿付き茶碗)

a watch and chain(鎖の付いた時計)

a needle and thread(糸を通したは針)

the bread and butter(そのバター付きのパン)

the whisky and soda(そのソーダ割のウィスキー)

5-4-2. 冠詞の省略

数えられる名詞でふつうは冠詞が必要な語でも、次のような場合には冠詞が省略されます。

5-4-2-1. 呼びかけの語

Waiter, give me another coffee, please.(すみません、コーヒーもう1杯ください)
Hello, officer.(こんにちは、おまわりさん)

5-4-2-2. 家族関係の語

Father is out but Mother is in.(父は外出中ですが、母はいます)

5-4-2-3. 官職・身分などを表す語が称号、固有名詞の同格、補語として使われた場合

Queen Elizabeth(エリザベス女王)<称号>
President Carter(カーター大統領)<称号>
George VI, King of England(英国王ジョージ六世)<同格>
He was elected mayor of the city.(彼はその市の市長に選ばれた)<補語>

5-4-2-4. 建物などが本来の目的を表す場合

go to school(学校に行く)やgo to church(教会に行く)のような表現ではschoolとchurchは「勉強」と「礼拝」という抽象名詞の働きをしているから無冠詞で単数形です。同類に次のようなものがあります。

go to bed(就寝する), go to market (買い物に行く), go to [the] hospital (入院する)(米語では定冠詞が付く), go to sea (船乗りになる), take〜into court (〜を裁判沙汰にする), at school (授業中), in school (在学中), leave school (退学する、卒業する), at [the] table (食事中),(米語では定冠詞が付く), by train (電車で), on foot (歩いて), by boat (船で), watch television (テレビを見る)

※ 以上挙げたような名詞が、次のように建物(物体)そのものを示すときにはtheが付きます。

in front of the hospital(学校の前に)

beside the bed(ベッドのそばに)

5-4-2-5. 食事・スポーツ・ゲームなどの名

I usually play tennis after school.(私は放課後たいていテニスをします)
Why don’t you play chess?(チェスをしませんか)
I take bread and milk for breakfast.(私は朝食にはパンと牛乳を摂ります)

その他、lunch, supper, dinnerは「無冠詞」。ただし、一般に「食事」を意味する語mealは冠詞を必要とし、複数にもする。
have [take] a meal(食事をする), eat between meals(間食をする)
※ lunch, dinnerでも、特定の食事を意味する時は、冠詞を必要とします。

We had a late lunch at two.(2時に遅い昼食をとった)
We enjoyed the dinner my mother prepared.(母が作ってくれた食事を美味しく食べました)

5-4-2-6. 2つの名詞が対句(ついく)になっている場合

man and wife (husband and wife)(夫婦), father and son (父と子), pen and ink (ペンとインク), night and day (day and night) (昼も夜も), day after day (来る日も来る日も), day by day (日一日と), arm in arm (腕を組んで), from door to door (一軒一軒), face to face (面と向かって), step by step (一歩一歩), side by side (並んで), pipe in mouth (パイプを口にくわえて), stick in hand (手にステッキを持って), live from hand to mouth (その日暮らしをする), keep body and soul together (露命をつなぐ)など。

5-4-2-7. 慣用句

in fact(事実), at night (夜に), at noon (正午に), by accident (偶然に), by mistake (間違って), take place (起こる), take part in〜 (〜に参加する), take (strike) root (根が付く、定着する), give way (負ける), keep shop (店番をする), keep house (所帯を持つ), play house (ままごとをする), in charge of (〜を担当して)など。

5-4-2-8. 抽象的な人間・男性のmanなど

Man must change in a changing world.(変わりゆく世界の中で人間は変わって行かなければならない)
Man is taller than woman.(男は女より背が高い)

※ 「〜ではあるが」という譲歩の意味を表す構文で、名詞が文頭に来る時は名詞は無冠詞です。
Hero as he was, he shuddered at the sight.(英雄ではあったが、彼はその光景には身震いした)

次は代名詞について見てみましょう。

  • 英語学習トップページ
  • 第1章:文の構造
  • 第2章:5文型
  • 第3章:文の種類
  • 第4章:名詞
  • 第5章:冠詞
  • 第6章:代名詞
  • 第7章:形容詞
  • 第8章:副詞
  • 第9章:動詞
  • 第10章:助動詞
  • 第11章:接続詞
  • 第12章:関係詞
  • 第13章:前置詞
  • 第14章:群動詞
  • 第15章:比較構文
  • 第16章:否定構文
  • 第17章:受動態と能動態
  • 第18章:仮定法
  • 第19章:不定詞
  • 第20章:分詞
  • 第21章:動名詞
  • 第22章:話法
  • 第23章:倒置
  • 第24章:強調
  • 第25章:省略
  • 第26章:名詞構文
  • 第27章:無生物主語
  • 第28章:挿入構文
  • 第29章:英語独特の会話表現
  • 第30章:英会話の決まり文句
  • 第31章:会話表現の特徴
  • 第32章:会話表現の発音
  • 第33章:覚えるべき会話表現
  • 第34章:誤解しやすい会話
  • 第35章:韻を踏んでいる歌詞
  • 第36章:お決まりのフレーズ
  • 第37章:教科書と日常の英語
  • 第38章:Beatlesの頻出単語
  • 第39章:英語の咄嗟の一言
  • 第40章:話しかけるフレーズ
  • ビートルズの曲名に基づく索引(a,b,c,…)
  • 英国オリジナルアルバムの発表順に基づく索引
  • 関連記事

    おすすめ記事

    最近の記事

    1. Whatever gets you through your lifeの意味

    2. Now And Thenの歌詞のstayは状態動詞ではなく動作動詞かという疑問

    3. 2023年に撮影した自然のワンショット動画

    4. There must be more to life than thisの意味を文法的に辿って解釈

    5. 2022年に撮影した自然のワンショット動画

    カテゴリー

    タグ

    TOP