マイク・マイヤーズが映画ボ・ラプの中でI’m In Love With My Carをシングルカットの曲として強く推したのには伏線があります。
マイク・マイヤーズが主演のアメリカ映画「ウェインズ・ワールド」の中で「Bohemian Rhapsody, gentlemen?」「Good call!」といってカセットテープをACMペーサーのカーステレオに入れてハードロックのパートで同乗者全員でヘッド・バンギングして歌うシーンがあります。私が持っているQUEENのCHAMPIONS OF THE WORLDのVHSのビデオテープにもそのシーンがあります。その中でマイク・マイヤーズは「I’m In Love With My Carみたいな曲なんて聴けるか、Bohemian Rhapsodyに決まってるだろう!」みたいな意味のことを言っているのです。だから映画ボ・ラプの中では逆に「Bohemian Rhapsodyはシングル曲としてはだめだ。I’m In Love With My Carでいく」と言っているのです。映画内のレコード会社の社長は実在しない架空の人物だそうですが、マイク・マイヤーズを起用して、I’m In Love With My Carに関してはプラマイゼロに持っていくような粋な計らいをしている格好です。
この映画のおかげで「ボヘミアン・ラプソディ」が1992年に再びヒットすることとなりました。ちなみにあとでQUEENからお礼を言われたとも言っています。おそらくFreddieからでしょうが、「Thank you for using our song. Thank you for using our song.」と何度も言われたそうです。
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